2022年から流行しているロカロカダンス、誰が作ったものなのでしょう?
ロカロカダンスはアニメダンスとも呼ばれ、TikTokやYouTubeショート動画などのSNSにもたくさんの動画が上げられています。
なぜ人気が出たのか、なぜ流行ったのか、その理由を不思議に思ったことはありませんか?
いつの間にか子どもが踊っているけれど、これは一体どこで覚えたの?という方も多いのではないかと思います。
そこで、ロカロカダンスはもともと誰が作ったもので、なぜ人気が出たのか、なぜこんなに流行ったのか、その理由を調べてみました。
理由を知れば、ロカロカダンスを知らなかった人も踊りたくなるかもしれませんよ♪
ぜひ最後までご覧ください!
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TikTokのロカロカダンスは誰が作ったの?
今日ずっとシアのロカロカダンスについて考えた pic.twitter.com/Y2MvDBK212
— かもめさん (@kamome_no_san) February 28, 2024
ロカロカダンスは、ルーマニア・ブカレスト出身のダンスミュージックデュオ、FlyProjectによる楽曲「TocaToca」(トカトカ)がもとになっています。
「ロカロカ」と聞こえますが、もとの曲の音は「トカトカ」なのですね。
「TocaToca」(トカトカ)がリリースされたのは2013年です。
10年後にリバイバルヒットになり再びファンが増えています。
ロカロカダンスのアニメ動画は短いのですが、つなげて長くした10分耐久、30分耐久動画もあります。
「30分の耐久ロカロカダンスでダイエット3キロ痩せたよ」という人もいます。
30分飽きずに聞ける音楽を作ったのはどんなアーティストでしょうか?
ロカロカダンスを考えた人のプロフィール
Fly Project es un dúo rumano de música Dance, con presencia en todo el mundo. Lo forman Tudor Ionescu y Dan Denes. pic.twitter.com/aMlE2TuJ3E
— Play Music (@PlayMusic_EU) October 6, 2015
ロカロカダンスのもとになった楽曲を作ったFly Projectは、ルーマニア出身のダンスミュージックデュオです。
2005年にトゥドール・イオネスクによって結成されました。
Fly Project のヒット曲には「Brasil」(ブラジル)、「Mandala」(マンダラ)、「Musica」(ムジカ)、「Toca Toca」(トカトカ)などがあります。
これらのヒット曲はルーマニアだけでなく、ロシア、トルコ、スペイン、ギリシアなどでも音楽のトップチャートに入っています。
Fly Projectが受賞した音楽賞をまとめました。
受賞年 | 受賞作 | 音楽賞 | 部門 |
2008 | 「Brasil」(ブラジル) | ルーマニア音楽賞 | ベストソング賞 |
2009 | 「Brasil」(ブラジル) | ラジオルーマニアニュース賞 | 最優秀ダンス賞 |
2013 | Fly project | ルーマニア音楽賞 | ボーダーブレイカー賞 |
2014 | Fly project | ルーマニア音楽賞 | ボーダーブレイカー賞 |
2014 | 「Toca Toca」(トカトカ) | ルーマニア音楽賞 | 最優秀ダンス賞 |
特に「Toca Toca」(トカトカ)は、YouTubeでの再生回数も1億回を超えています。
すごい人気ですね!
ロカロカダンス本家のアニメ動画は誰が作ったの?
menang banyak si abangnya, bukannya ini impian para pecinta genre harem😆
LILI tiktok challenge with kotaroide#SECRET_NUMBER pic.twitter.com/WaNVX6hz7C
— Trick Click (@Tclrqq) April 14, 2023
ロカロカダンスの本家アニメ動画を作ったのは、ダンサーで振付師、クリエーターでもあるTARO IDEさんです。
1993年10月生まれのKOTARO IDEさんは、高校生1年生のときにダンスを始めました。
4回もアメリカへダンス留学し、数々の世界レベルの大会で優勝しています。
2016年にソロダンスで出場した「World of Dance」の動画が、たった1週間で再生回数10000回越えを記録しました。
2019年に作られた「ハッピーダンス」や2020年の「クラブでモテるダンス」は世界中の人々に愛され、踊られています。
国内外のアーティストのミュージックビデオや、かんぽ生命やPioneerのCMに出演するなど、その活躍は幅広いです。
ロカロカダンスはなぜ人気なのか流行った理由も調査
#羽生結弦選手が今日も元気で幸せでありますように
#羽生機長
#ANA さん
ロカロカダンス楽しい〜(≧∇≦)🎶
中毒性高し!
ありがとうございます💛 pic.twitter.com/l4wohF8a5Z— 🕊玉結び🌸💫 (@tsukitamamusub1) October 13, 2023
特に若い世代からの投稿の多いロカロカダンス、なぜこんなに人気があるのでしょう?
小学校の教室でロカロカダンスを全員で踊るクラスもあるようです。
仕事が暇だから、ロカロカダンスを踊るという大人も!
流行りの理由を調べた結果、以下の3点が挙げられます。
- 中毒性があること
- バズりやすいこと
- マネしやすいこと
順番に見て行きましょう!
中毒性がある?
一度聞くと頭に残り、しばらく頭の中で音楽が聞こえる気がします。
いい曲はしばらくリピートされるよね
中毒性のある音楽(聞き終えたあとも頭から曲が離れない、思わず何回も聞いてしまう、など)には3つの要素があります。
- テンポがはやいこと
- 一般的な旋律(童謡に見られる、一度上がってから下がる曲など)
- 特異な音程パターン(大きな跳躍進行があることが特徴)
繰り返し聞きたくなる曲は、速いテンポの曲が多いです。
散歩中や単調な作業をしているときに、頭の中で音楽が気づいたら流れ出すことがありますね。
はやいテンポが体の動きに合うのでしょう。
一般的なよくある旋律は、なじみがあるので思い出しやすく、頭の中で繰り返しが起こりやすくなるようです。
最後の要素、大きな跳躍進行があること、は覚えやすい一般的な旋律に複雑さを加えるためではないか、と言われています。
なるほど正にピッタリだね!
ロカロカダンスの曲に当てはまります!
バズるから?
バズりやすい動画にはいくつかの特徴があります。
ロカロカダンスにも当てはまる特徴を挙げてみました。
- 情報にギャップや意外性があること
- 話題性があること
- 短い時間で見る人の興味を引くこと
- 繰り返し投稿すること
アニメの組み合わせは意外性がありますし、誰かと話題を共有したくなる面白い動画です。
最初からインパクトがあり、最後まで飽きずに動画を楽しめます。
ロカロカダンス、あっちもこっちも見に行って中毒になってしまう
そして、作者のKOTARO IDEさんは、違うメンバーや別の場面で何回も投稿しています。
同じ曲やダンスでも、以前の動画と新しい動画の違いを比べるのが面白くて何回も見るのですね!
マネしやすい?
ロカロカダンスは、子どもでも踊れる、マネしやすいダンスです。
熱唱しながら踊る子供たちもいます。
ロカロカダンス踊ってみたよ!
特徴的で動きが大きなダンスで、大人がずっと踊るにはきついかもしれません。
動いていたい子ども達にはこの激しさが楽しいようです。
ダンスがアニメ画像なのも、子どもが親しみやすく、マネしたくなるのだと思います。
自分のお気に入りのキャラクターが出ていたら、大人も一緒に踊りたくなりますね!
リズミカルで、気分も乗りやすく踊りやすい!
みんなで踊っていたら盛り上がって、大人も楽しくなってきます♪
まとめ
更衣室のドラゴンダンスでロカロカダンスのここを思い出した pic.twitter.com/QwRCIOk0Gb
— Nagi@コロむっビア! (@Nagi_T_P_D_M) January 3, 2024
人気のロカロカダンスについて、誰が作ったダンスなのか、なぜ人気が出たのか、その理由を調べてみました。
気付いたら耳にするようになった曲ですが、誰が作ったか、なぜ流行っているのか、疑問が解消されたでしょうか?
面白い動画をみんなで見て踊ったら、友達も増えそうです♪
毎日10分でも、続けたらいい運動になります。
楽しみながらダイエットできるなんて一石二鳥!
流行っている理由が分かれば、ロカロカダンス好きの方も、もっと動画とダンスを楽しめますね。
まだロカロカダンスを踊ったことのない方、動画を見ながら一度踊ってみてはいかがでしょうか?